【腕相撲で勝つコツ】アームレスリングの2つのテクニック教えます。

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どうも、最近アーノルドプレスで肩を痛めたアームマンです。

 

今回の内容は腕相撲で勝つコツについてです。

 

 腕相撲はパワーや瞬発力がある方が勝つと思う方もいるかもしれませんが、腕相撲には勝つためのコツやテクニックもあるんです。

このテクニックを使えるようになれば自分より体重の重い相手にでも勝てるようになるでしょう。

 

前回は腕相撲が強くなるトレーニングについて書いたのですが、今回は腕相撲で勝つためのコツ、アームレスリングのテクニックなどを紹介していきたいと思います。

 

 

絶対腕相撲が強くなるトレーニング6選【アームレスラーが紹介】 - アームマンの筋トレ情報発信

ude-man.hatenablog.com

 

 

 

 

腕相撲とアームレスリングの違い

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まずは腕相撲とアームレスリングの違いについて軽く説明しておきたいと思います。

まず“卓上の格闘技“とも言われるアームレスリングですが、アームレスリングは上の画像のような専用の台で行います。

 

この台の上ではパットから肘が出ればファウルをとられたり、親指の第一関節が隠れてはいけないなどの細かいルールがありますが、腕相撲には明確なルールがありません(せいぜい肘が浮いたらダメとかでしょう)。

 

しかし、結局ルールの有無だけで動作などはほとんど変わりません。

なのでアームレスリングのテクニックは腕相撲でも使えるんですよね。

 

フォーム(構え方)

 

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実はアームレスリングにもフォーム(構え方)というものがあります。このフォームがしっかりできていてテクニックも使いこなせるともうあなたが腕相撲で負けることはありません!(相手にもよる

逆にできていないと、持っている力の100%もでせませんし、最悪の場合ケガにもつながります

                                                                                                            

体で倒す

これってどういうことかといいますと、腕相撲って腕だけの力で倒すのってすごく不利なんですよね。

体重60キロの人が体で倒すのと体重80キロの腕だけで倒すのだったら圧倒的に前者が有利ですよね。

イメージとしては腕と体を一つのマシンだと思ってくれると分かりやすいです。

  • 自分の腕に体を近づけて腕だけじゃなく背中や胸にも力を入れて倒す
  • 倒すときも負けるときも体ごと動かすことを意識する。
  • 常に握っている拳を見て力を入れる。
  • 倒すときは真横に倒すよりも斜め後ろに引っぱるように倒すとイメージしやすい。

この4つのポイントを意識してください。

万が一負けたときに体が離れていたりすれば上腕を骨折する可能性もありますので、常に拳を見て体で倒すという意識だけは忘れないでください。

最初はこの体で倒すというイメージをするのは難しいと思いますが、意識していれば徐々にできるようになります。

 

 

 

 かみ手(フック)


Armwrestling : Hook

(*音量注意)

前置きが長くなってすみません、1つ目のテクニックはかみ手(フック)と呼ばれるものですね。

 

みなさん腕相撲で手首を巻き込んだり巻き込まれた経験って1回はあると思うんですけど、その巻き込みがかみ手です。

ですが、ただ巻き込んだだけだと単なる力比べになりますよね。

 

かみ手のコツとしてはスタートする前から手首を立ててスタートしたら親指を押しながら巻き込みましょう

上の動画でもかんだ後に親指ラインで押しながら倒してますよね。

 

親指はアームレスリングにおいてとても大切で、“親指の壁“という言葉が存在するくらいなのですが、この親指の押し合いで有利不利が決まります

*指の重要性についての記事もいずれ書こうと思います。

 

基本的にかみ手は力に自信のある方に向いていると思います。

 

 

つり手(トップロール)


Arm Wrestling Techniques - Explaining The Top Roll

つり手というのはこの動画のように相手の手首を寝かせて相手の力を出させなくするテクニックです。

体で倒す意識ができてこのテクニックを使えるようになると、自分よりも力が強い相手や体重の重い相手にも勝つことができるようになります。

 

まず握り方からですが、自分の親指を人差し指と中指に挟んで握るようにしてください。

この握り方は一本掛けと呼ばれていて、かみ手の項目で説明した親指ラインの壁が強くなります。(かみ手で一本掛けをすると有効な場合とそうでない場合があります)

スタート時は一本掛けをした状態で後ろ方向または斜め後ろ方向に引っ張ります。(このとき、フォームの項目で記述した体で倒す意識もしてください。)

 

相手の手首をめくるようなイメージで寝かせれたらそのまま倒しにいってください。

もし寝かせれなくても、親指の押し合いで勝っていると思ったらそのまま倒しにいってもいいですし、その状態でかみにいくのもアリです。

 

 

 

 

結局どっちがおすすめ?

結局のところかみ手(フック)とつり手(トップロール)のどっちを使えばいいのかというと、はっきりとは言えません。

基本的に力に自信があったり、手が小さいって人はかみ手、力にあまり自信がなかったり手が大きい人はつり手に向いてます。

しかし自分がどっちの方が向いてるか実際握ってみないと分からないものですので、一度友達にかみ手とつり手の両方を試してみてやりやすかった方を使ってください。

 

もし手っ取り早く腕相撲が強くなりたいならお近くのアームレスリングのジムに行くことをおすすめします。アームレスリングのジムでは初回から基本的なテクニックやフォームを分かりやすく教えてくれますし、なにより実践経験を積むことが大事です。

Googleでアームレスリング ジムまたはアームレスリング 道場 などと調べれば出てくると思いますので、お時間があれば道場の門をたたいてみてはどうでしょう。